派遣は一度足を踏み入れたが最後、抜けるのは難しい。
歳を重ねた今心からそう思う。
現職から2個前は派遣から契約社員になり、合計で8年働いた。
人生で一番長くいた職場なので、それなりに居心地は良かったが、色々あって辞める事になった時、次は直接雇用で仕事を探した。
職業訓練校に通いながら職探しをしていたが、面接で好感触、私自身もぜひ行きたいと思っていた正社員のお仕事が不採用となり一気に落ち込んだ。仕事をしていない期間が長くなるほど不安を覚え、またしても派遣で仕事を決めてしまう。
しかしこれが大失敗で、1か月で次回更新せずに辞めた。
顔合わせの時に言葉にできない違和感を覚えたが、即採用の連絡をもらい、結局不安を飲み込んで就業する事にした。
今までの経験上、第一印象で違和感を覚えた場合大抵うまくいかない。
この時もやはりそうだった。スキルアップ出来そうと選んだ仕事内容も実際はそうでもないし、取り扱ってる業種に全く興味が持てなかったのも大きい。
女子社員が会議室に集まってランチするのも苦痛だったし、初日から社風が合わないと感じた。そして何より「またか」という感じだが仕事が暇だった。
派遣とはいえすぐに仕事を辞める事に罪悪感があり毎日悩んでいた私だが、よっぽど負のオーラが出ていたのか特に相談したわけでもなかったが母から「合わないなら辞めれば？それが派遣のいいところでしょ」と言われて気持ちが軽くなった。
どうせ辞めるなら早い方がいいと、一度は更新をOKしたが取り消してもらった。
担当の派遣営業がちょっと頼りなくてゴタゴタしたが、何とか最短で辞める事ができた。
このあとすぐ他社の派遣会社から紹介予定派遣での就業が決まるので、何事もタイミングだなとつくづく思う。
とはいえこの職場も2年半で辞める事になるのだが、長くなったので別の記事で。
かしこ
